【MIDORI教室】
錦絵とは多色摺木版画のことで、「大小」と呼ばれた暦に多色摺木版画の技法を使って絵を入れたことが機縁となり、これを絵師として主導したのが、鈴木春信です。
この絵暦から絵だけを売り出したことが浮世絵の発展に繋がります。暦という実用性を離れた錦絵を商品として売るため、春信がどういうアイデアを使って商品化を図ったのかを、やつし、見立て、誇張などの技法的観点から読み解きます。
春信作品には、古典・伝説を当世の男女風俗などに取り替えて表現するやつし絵が多いのが特徴です。
講師 | 川原 廣美 国際浮世絵学会会員 |
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曜日・時間 | 第1・3(水)13:15〜15:15 |
受講料 | 13,200円(3ヵ月6回分) |
教材費 | 教材費別 |
用意するもの | ・筆記用具一式 |
備考 | *ブログ『浮世絵に聞く!』 http://ukiyoe.cocolog-nifty.com/ |