【MIDORI教室】
私たちの暮らしの中で、日々の生活に意識しないで 息づいている神話とまつり。神話と慣習、神社と祭り、祝詞と作法、雅楽と巫女舞などのあれこれを、紙の製作や雅楽鑑賞など織り交ぜてお話します。
写真は長野雅楽会舞姫部の巫女舞で、8月の講座内で行われました。
10月「子供のお祝い」着袴の儀と七五三
子授け、懐妊の祈りから、誕生してから成人までの人生儀礼を解説する。また、40年ぶりに行われた悠仁親王成年式から、衣紋と いう平安時代の装束の解説をする。
11月「なぜお米は神聖か?」収穫の感謝と田の神さま
日本人は米を主食としているが、同時に米を大変に神聖視している。米の生育に密接に関係している神道の祭りや民間行事からその理由を解説する。
12月「なぜ飾る?しめ縄と門松」御年取りの準備は事始め
大掃除、しめ縄門松などのものつくり、年越しの祓い、新しい神札を受けるなど、何気なく家庭で行う年末の行事が、年神を迎えるための準備であることを解説する。
1月「四方拝は年の始まり」 七草かゆと鏡開き
かつて暦では正月の始まりは四方拝といわれていた。年神信仰に付随する鏡割りやどんと焼き、また七草がゆなど、生活に根付いている正月行事を解説する。
2月「もうひとつの年の始まり?お稲荷さんと油揚げ」 年中行事と食事のはなし
初午には稲荷神に油揚げがお供えされる。また、節分には豆やイワシなどの食べ物が重要な意味を持つ。立春から始まる年中行事に供される食物がもつ役割を解説する。また、建国記念日についてふれる。
3月「桃の節句とひなまつり」 巫女の舞の鑑賞
節句では邪気払いのために旬の植物を食べる風習がある。桃の節句は上司の節句として中国を起源に江戸時代には女子の行事として定着したが、古事記の黄泉国譚や人形流しが基層にあることを解説する。
また、特別演奏会として巫女舞の実演を鑑賞する。
講師 | 齋藤 英之 犀川神社宮司 |
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曜日・時間 | 第2水曜日 16:00~17:30 |
受講料 | 15,180円 6か月6回分 |